小論文 ― 兵庫医科大学
年度 |
内容 |
字数 |
時間 |
07 |
茂木健一郎『「脳」整理法』からの抜粋を読み、問1.「セレンディピティ」について書かれた本文の要旨を、パラドックスに満ちた含意を説明しながら250字以内にまとめる。問2.「セレンディビティ」を高めるにはどうすればよいか。自分の考えを500字以内で述べる。 |
500字 |
90分 |
06 |
森岡恭彦『インフォームド・コンセント』からの引用を読み、設問1.インフォームドコンセントとは何かを100字以内で記し、設問2.自分の家族の一人が癌の告知を受けたとして、インフォームド・コンセントのあり方につき、自分の考えを600字以内で述べる。 |
600字 |
90分 |
05 |
明石 康『サムライと英語』からの引用を読み、設問1 下線部はどういうことか、100字以内で説明し、設問2 課題文の論旨をふまえて、「異文化」あるいは「外国語学習」のどちらかについて、自分の今までの取り組みを600字以内で自己評価する。 |
100字+600字 |
90分 |
■傾向
過去3年間、本文把握型の出題が続いている。受験生のテーマへの関心や知識,読解力、問題の背後にある要因を多角的に捉え考察する力を問うという傾向は3年間共通している。’05、’06、’07と課題文に対し2つの連関させた設問を置く形式をとっている。これは読解力や本文把握力を問1で要約、もしくは下線部説明の形式で問い、問2に、問1での本文理解を前提とした、自分の考えを問うというもの。’06も問1にインフォームドコンセントについて、本文に「書いてあること」から説明する問題を置いている。ただ問2においては「テーマに関する知識」を問う知識型の要素が強くなっている。’07も問1が「パラドクスに満ちた含意」を説明しながら要旨をまとめる現代文型の問題。「パラドクス」とは「逆説」ともいい「何かと何かが一見矛盾、常識から見て逆」というイメージで使われる言葉である。従来の○×形式内容把握問題も含む本文把握型への対策としては,まず読解力の養成が必要。そのためには現代文の入試問題で練習するとよいだろう。結果的に多くの評論にふれることになり知識もつく。