小論文 ― 愛知医科大学
年度 |
内容 |
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09 |
柳田邦男『人の痛みを感じる国家』の一節を読み文中にある「聞く絵画鑑賞」という経験に対して、共感する自分と共感しない自分を思い描き、双方の理由を自身の日常体験と関連させながら自由に記述する。 |
350字~450字×2 |
60分 |
08 |
漫画『サザエさん』(サザエさん45巻朝日新聞社)を見て、1)この4コマ漫画のどこが面白いのかを説明する。2)2コマ目の患者と医者のやりとりについて、患者の主張、医者の主張のいずれかの立場になって、自分の医学的な主張を説明する。 |
200字、500字 |
60分 |
07 |
医学部を卒業し、2年間の研修を終え、あなたが自分の志望の科を決めたとき、その選択にあなたの両親・親戚が反対していると仮定して、両親・親戚がその選択に反対する理由を二つ考え、それぞれに対する反論を、次の6個のキーワード「かき氷 駅 血液型 平均 時計 健康食品」のうち、4個以上を用いて述べる。 |
700~800字 |
60分 |
■傾向
過去数年間、課題文に対し2つの連関させた設問を置く形式で共通していたが、'05、'06、'07と、指定されたキーワードを使って述べる形式が続いた。'07は、受験生の考えている自分の将来像や理想の医師像が問われている。キーワードは話の中の小道具程度に考えて、設問そのものにきちんと応えることが大事。'08 は出題形式に変化があった。3年間続いた「キーワード」を使って述べる形式が、従来の課題文に対し2つの連関させた設問を置く形式にやっと戻った。ただ、漫画を見て答えるという点がこれまでなかった新傾向である。'09は「聞く絵画鑑賞」を肯定する立場、否定する立場のそれぞれの立場に立ってその理由を述べる問題。障害者を障害者の立場に立ってみる場合と健常者の常識で見る場合の違いが問われている。