小論文 ― 東邦大学
年度 |
内容 |
字数 |
時間 |
09 |
「緒方洪庵の行った医療」についての文章を読み、洪庵の行った医療が現代においても可能か、医師を志すものの立場から自分の考えを書く。 |
600字 |
60分 |
08 |
がん治療を拒否し続け昏睡状態になっている患者がつけている人工呼吸器を、事故で運び込まれた急患の救命を優先してに付け替えることの是非について、医師を志すものの立場から自分の考えを書く。 |
600字 |
60分 |
07 |
沢木耕太郎『無名』の抜粋を読み、「寝たきりの老人とその家族」について医師を志すものの立場から自分の考えを書く。 |
600字 |
60分 |
■傾向
過去3年間、医療分野からの出題が続いている。'07は介護のありかたとして、介護は介護者の負担を減らし、介護される側の人としての尊厳を大切にするという意味でのゆとりのある介護が必要ではないかという「介護者」と「被介護者」の両者の立場に立った視点が大事。'08は延命治療の中止の是非をめぐる問題。いかなる場合でも、医師の独断で延命治療を中止してはならず、必ず医療チームの十分な説明に基づき、患者本人の意思の確認、もしくは患者の家族との話し合いによる合意を得る必要があるという点を踏まえることが大事。'09は適塾において多くの人材を輩出し、医師としても天然痘の予防に尽力した緒崎洪庵についての文章を読み、「患者中心の医療」はどうあるべきかを考えさせる問題。対策としては、日常生活のなかで、医師をめざす自分を見つめながら、常に医療の現場での問題点に注意を払い、かつ現代社会の問題にも関心を持ち、自分で考える習慣をつけることが必要である。