小論文 ― 東邦大学
年度 |
内容 |
字数 |
時間 |
07 |
沢木耕太郎『無名』の抜粋を読み、「寝たきりの老人とその家族」について医師を志すものの立場から自分の考えを書く。 |
600字 |
60分 |
06 |
「患者の痛みの分かる医療」に関する文章を読んで、医師を志すものの立場から自分の考えを書く。 |
600字 |
60分 |
05 |
「老人性痴呆症」に関する文章を読んで、医師を志すものの立場から、痴呆症の老人にどのように対処するべきか自分の考えを書く。 |
600字 |
60分 |
■傾向
過去3年間、医療分野からの出題が続いている。’05は「老人性痴呆症」(認知症)の介護の現実についての認識がとわれている。痴呆症の老人に対しては、相手に理屈で説明するのではなく、相手と同じ立場に立って対応することが大事だろう。’06は患者の痛みに共感し、痛みや不安を癒すためには、患者の立場に立って、その人が何を必要としているかを感じ取り、手を差し伸べることができる自分の感性を磨く必要があるという視点が大事。’07は’05と通底する問題である。介護のありかたとして、介護は介護者の負担を減らし、介護される側の人としての尊厳を大切にするという意味でのゆとりのある介護が必要ではないかという、「介護者」と「被介護者」の両者の立場に立った視点が大事。対策としては、日常生活のなかで、医師をめざす自分を見つめながら、常に医療の現場での問題点に注意を払い、かつ現代社会の問題にも関心を持ち、自分で考える習慣をつけることが必要である。