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小論文 ― 東京医科大学

年度
内容
字数
時間
09
朝日新聞の記事『「混ぜる」行為に猜疑心を』(2008/03/08)を読んで、要約し、自分の意見を述べる。
600字
90分
08
多田富雄『寡黙なる巨人』からの抜粋を読み、「寡黙なる巨人」を筆者の中のもう一人の自分」と解釈し、それを説明する。
600字
90分
07
どれも人体実験的な側面のある3つの医学研究についての文章を読み、そこに示された歴史的事実を参考にして、医学研究はどうあるべきか、自分の考えを述べる。
600字
90分

傾向
過去3年間、テーマに共通性は認められないが、課題文を踏まえて自分の考えを述べる本文把握型・内省型の問題である点で共通している。'07のテーマから垣間見えるのは、具体的な現象とその背後にある本質について、様々なテーマを通して考えさせようとしていることである。さらにそうした思考によって、物事のあるべき姿を模索させようとしている。その意味で、'07は医学研究のあるべき姿を問うている。'08の出典『寡黙なる巨人』は世界的な免疫研究者として知られる筆者が脳梗塞で倒れた後の世界を描いたもの。「寡黙なる巨人」とはこの病の過程で新たに生まれてきた筆者自身のことである。ここにあるべき人の生き方が問われているといえるだろう。'09は環境問題へのあるべき姿勢が問われている。課題文は「混ぜる」行為のもつ危険性を認識した上で、温暖化対策としての「排出権取引」や「クリーン開発メカニズム」を見たとき、CO2排出量を多国間で「混ぜる」ことがCO2削減の「ごまかし」にならないか疑問を呈している。温暖化対策がグローバル化していく中で、「責任」の所在の再確認も必要だという視点をもちたい。対策としては、文章を読んで筆者の言わんとするところを理解し、提示された観点から具体例を出して書く練習や、自分の体験を掘りさげ抽象化し概念的に把握する練習、筆者の「言いたい事」を客観的に把握し要約する練習、基本的な「テーマに関する知識」の確認など、小論文を書くための基本となる力を他の大学の問題を利用するなどして十分に養っておくことが必要。




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