小論文 ― 愛知医科大学
年度 |
内容 |
字数 |
時間 |
06 |
「試験とは相手との対話であり、己との対話である」とはどういう意味であると思うか、自分の考えを次の6個のキーワード「センス オランウータン 隅田川 恋愛 料理 アスベスト」のうち4個以上を使って述べる。 |
700字~800字 |
60分 |
05 |
2つの課題について答える。課題1 電話 鶏 雑草 食器洗浄器 へその緒 の5つの単語の内3つを使って、医師になる上での自分の心構えを述べる。課題2 「病院で死ぬことは幸せか」この言葉の意味するものは何だと思うかについて述べる。 |
300字~400字×2 |
60分 |
04 |
波平恵美子『医療人類学入門』(朝日選書)の抜粋を読み、2つの課題に答える。課題1.「健康は幻想か」とはどのような状況のことを言っているのかをまとめる。課題2.現在のわが国の健康ブームについて自分の考えを述べる。 |
200字要約と300字論述 |
60分 |
■傾向
過去数年間、課題文に対し2つの連関させた設問を置く形式で共通していたが、'05から変化があった。'05は医師になる心構えと今後の医療のあり方を同時に問う点で、受験生の考え方や将来的な展望と患者中心の医療に関する知識を問うていたと思われる。'06は様々な試験において、その出題のねらいを探り、自分の中にそれを料理していく材料を探すという意味で、「試験とは相手との対話であり、己との対話である」といった方向で書ける。キーワードのことばとしての性質の違いにも注意すべきだ。オランウータンや隅田川はその知識が問える名詞であり、アスベストはそこに今年の社会問題であるという時事性が加わっている。一方、恋愛は個人的な体験でもありそれについての答えには一つの正解は用意できない。恋愛や料理は動作性の名詞であり、いずれも自分の体験として語れるものだ。センスはその有無、使い方が問える能力としてある。