小論文 ― 岩手医科大学
年度 |
内容 |
字数 |
時間 |
06 |
大井玄『いのちをもてなす』を読んで、健康と病気ということについて、思うところを述べる。 |
600字 |
50分 |
05 |
相田みつを『にんげんだもの』を読んで「いのち」ということについて思うことを述べる。 |
600字 |
50分 |
04 |
石弘之『地球環境報告』を読んで、「環境汚染と医療、医学」ということについて具体例を挙げて、自分の意見を述べる。 |
600字 |
50分 |
■傾向
過去3年間の傾向は一貫している。それは現代社会の状況に対するへの反省である。'04は人間にとって豊かで便利な生活を求めた挙げ句に招来した化学物質による「地球汚染」に対し、医療や医学が提示すべき解決策が問われていた。'05では現代の戦争や少年犯罪の凶悪化、集団自殺、患者を実験や技術の対象と見てしまう医療といった現代社会の現象の本質的な要因として「命の尊さ」の喪失があると見た時、今を生きる私達一人一人が「命の尊さ」を自覚し、声高に語ることこそが、「命」を軽視する状況の打開に必要であることを考えさせようとしている。'06は病気も健康も当人の主観に関わる面が大きく、その点で言葉の力に左右されているという視点から、情報化社会の中に蔓延する病気や健康についての情報・数値で見る客観的な健康基準に振り回されず、「欠陥があるにもかかわらず健やかである」という生き方が問われている。