小論文 ― 順天堂大学
年度 |
内容 |
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05 |
1952年に描かれた英国マンチェスターの病院の外来待ち合い室の絵を見て、この絵の中の一人の患者を選んで、その人物になった気持ちで、この(絵の)場面を説明する。 |
800字 |
75分 |
04 |
19世紀のフランスの画家が描いた、眠りこけた子供の行商人という題名の作品を見て、この子供の生活を物語にして記述する。 |
800字 |
75分 |
03 |
何年ものあいだ檻に入れられた、1頭のとらわれのチンパンジーが、高名なチンパンジーの研究をしている動物学者に手を伸ばしている。こうした仕草は、口でしゃべる言語よりずっと古くからある言語である。この写真を見て自分の思うところを述べる。 |
800字 |
75分 |
■傾向
過去3年間,絵や写真や詩を見せることでそこに本質的なものを捉えていく抽象化の作業を受験生に要求している点では共通している。'04は「子供とはどういうものか」についての考え方は時代や社会によって異なるものであり、家庭によって保護され、労働を免除されて学校へ通う「子供」という観念は近代産業社会が生み出したものだということを念頭において考えると良い。'05は「この絵の中の一人の患者を選んで、その人物になった気持ちで」という指示をどう受けとめるかがポイントだろう。時代や国は違っても治療を待つ患者の気持ちは今と変わりはないはず。自分が治療を待つ患者の気持ちになって考えると良い。